ハナヒゲウツボ
易 難
餌付け ★★☆☆☆
混泳 ★★★★★
サンゴとの相性 ★★★★★
販売個体サイズ:約50㎝
最大全長:約120㎝
温度:24度前後
餌:魚。エビ。カニ。クリル。人工飼料。
混泳:ほかの魚などを食べてしまうので混泳には不向きです。ただ、口に入りきらない大きな魚とは一緒に飼育できる場合もあります。サンゴ水槽は水を汚してしまうので不向きです。
※必ずしもこの環境下で飼育できると確約するものではございません。
・飼育のポイント
餌付けは根気よく口の前に餌を持っていけば食べるようになります。
生餌→クリル→人工飼料
の順でじっくり慣らしていってみてください。
餌付いてくると人を見たらガラス面に近づいてくるようになったりとペット感覚の強い魚なのでお勧めです♪
もちろん、素手での取り扱いは噛まれる可能性があるので厳禁です!
魚食魚なので基本的に混泳はお勧めしません。ただ、口に入らないサイズの魚とは混泳できることもあります。
ハナヒゲウツボはウツボ目ウツボ科に属する魚です。
インド洋~太平洋の熱帯、亜熱帯地方に分布し、日本では主に沖縄で見ることができ、岩の隙間やサンゴの隙間を巣穴として利用し、普段は顔~上半身だけを穴から出してユラユラとしています。
英名で「リボンイール」と呼ばれるように、全身が出てくると、ヒラヒラとしたリボンのような体型をしています。クマノミと同じように性転換する魚です。また、成長や性転換と共に体色が変わる不思議な生態をしています。まず、ハナヒゲウツボは雄として生まれて、体色は黒色をしています。子供の時も、鼻先の花びらと下あご先のヒゲと背びれは黄色です。成長と共に青くなり、よく見る青と黄色の体になります。オス同士で同じ穴で暮らすこともあるようです。
ウツボと同じく肉食性で、主に小魚や小型の甲殻類を食べ、小魚が近づくと、上半身を鞭のようにしならせながら、噛みついて捕食します。