オオバナサンゴ(オーストラリア産)
販売個体サイズ:約 7 ㎝前後
・飼育要件
温度:24度前後
照明:中(60cm水槽で蛍光灯20W2〜3灯程度)
水流:弱〜中(ポリプがたなびく程度)
餌 :与えれば食べる(ふやかしたクリル等の小片を週1回程度)
水質:通常ろ過以上
※必ずしもこの環境下で飼育できると確約するものではございません。
・飼育のポイント
飼育に関しては栄養塩の少ない清浄な水を好みます。
光に関しては蛍光灯で十分なのですが美しく色を揚げるにはブルーやレッド系のランプを用意しましょう。
また、メタリックタイプはLEDのブルー球を当ててあげるとその神秘的な蛍光色が浮き上がるように見えて非常に美しいです。
餌は週に1度くらいふやかしたクリルなどをピンセットで口元に持っていくと食べます。
水流は汚れがたまらない程度で十分で強すぎると共肉からはがれてしまうので注意が必要です。
・分布:西部太平洋~インド洋
・種類詳細
鮮やかな色彩の個体が多く、LPS(ポリプの大きいハードコーラル)のなかでも人気が高いサンゴです。
カラーバリエーションとしては、緑や赤の単色個体やメタリックが入ったもの、2色の混じったツートンカラーやマルチカラーなど多様に存在します。
骨格にもバリエーションがあり、丸い骨格で口が1つしかないものは単体性、口が複数あるものは群体性またはブレインタイプと呼ばれます。
自然下ではやや濁った海域に存在するため、飼育下でも強い照明は必要ありません。
岩に固着しないものがほとんどで、レイアウトにも使用しやすいサンゴです。
本種の魅力の1つとしてブルーのLEDライトなどを当てることで蛍光発色を観察することができることです。
その美しさはLPSの中でも随一なので、ぜひご家庭でお楽しみください。
※色味が画像と異なる場合がございます。
※本種は海水飼育になります。淡水では飼育できません、ご注意ください。